2005年05月16日

そして今日もまた

《斜視的考察》

(考察その1)「悪法もまた法なり」
 この問題については別な機会によく考える必要はあろうが、私は基本的に、この考え
 には否定的である。もし無条件肯定するなら、「抵抗権」というものの存在を認めな
 いということになってしまうだろう。
(考察その2)「これによっていったい何を教えるつもりか」
 学校側の説明では「ルールを大切にする気持ちを持ってほしかった」ということであ
 るが、このルール自体にどれほどの合理性・妥当性があるのか。いったい何のための
 ルールなのか。是非聞いてみたいものである。
 「外見で人を判断してはいけない」という意見は一般に肯定されることが多いのでは
 ないかと思われるが、校則ではどういうわけか、「外見は大事にしろ」と教えている
 ことが多い。ヘンだと思わないのか。
 ということで、ルール自体がおかしい、という前提に立つと、
 「ルールを大切にする」とは、結局この学校では、「長いものには巻かれろ」「お上
 のいうことは黙ってきけ」ということを教え込もうとしているのか。
(考察その3)「社会での戦闘の準備」
 社会に出ると、こんな理不尽な扱いを受けることもよくある。学校というのは社会へ
 出る模擬演習の場である。よって「このような出来事に対する自分のスタンス、対処
 の仕方を学んでみろ」ということか。その後のこの生徒達の生き方が楽しみである。

まあ、いろいろ書いてきたが、私ならこんな学校はこちらから拒否であろう。あるいは、
時間があれば、とことん戦って戦い続けてみるというのもいいかもしれない。
まあ、いつまでもこんなことをやっていると、そのうち
「こんなものいらない」「学校」ということになるのでは。(ちょっと古かったか)

(朝日新聞 2005年05月15日(日))

眉そった、入学式出席拒む 鹿児島の中学校

 鹿児島県菱刈町の菱刈中学校(外俊則校長、272人)で4月にあった入学式で、新入生の女子生徒4人が眉毛の一部をそっていたという理由で出席を許されなかったことが14日、分かった。同校は「ルールを大切にする気持ちを持ってほしかった」と説明するが、識者らから批判する声も上がっている。
 同校などによると、入学式は4月6日に体育館で開いた。今年度は町内の五つの小学校から計89人が入学。4人の女子生徒は当日朝、眉毛をそって登校。眉を短くしたり、細くしたりと形状はそれぞれ違ったという。これを見つけた生活指導の教諭が入学式への出席拒否を校内にいた母親らに言い渡した。
 式では入学生として4人の名前も呼ばれたが、式中は体育館隣の武道館で教諭と一緒に待機した。母親ら4人のうち2人が式に出席、残りの2人は生徒といっしょに武道館で待機したという。4人のほかにも名札を忘れたり、スカートの丈が短かったりした生徒もいたが、教諭から指導を受けて入学式に出席した。


posted by hiro at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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